メモリ不足に陥ったパソコンは、メモリの機能が完全に停止することを防止するために、ハードディスク上に、メモリの代わりになる保存エリアを作成します。
これを仮想メモリと呼びますが、仮想メモリは、データを出し入れする速度が非常に遅いため、動作が異常に遅くなります。
また、パソコンのスペック・使用環境によっては、メモリをむやみに増設しても意味がなく、ただお金が無駄になってしまうという場合もございます。「パソコンの動作を速くする為」というよりも、「動作が遅くならない為」にメモリ増設を行うと考えた方がイメージしやすいでしょう。